12人の怒れる男
好きな映画を一本紹介◎
12人の怒れる男
法廷ものに分類される作品の最高峰と言っても
いい作品だと思います。
密室で陪審員の意見が全員一致するまで審議する会話劇、審議の中で起こる陪審員の心境が、変化していく様子を描いています。
ほぼ1つの部屋の中でストーリーが完結するんですよね😮最初の映画化は1957年。特筆すべきは、審議が映画の中でリアルタイムに進行する構成(映画TWENTY FOURの様な)がすでに完成されている点だと思います。
映像化は過去4回。陪審員の構成が全員白人だったのが、白人7名、黒人4名、ヒスパニック系1名に。裁判長が女性になるなどの時代の変化が垣間見えるのも興味深いところです◎
この映画との出会いは中学生の時で、自習時間に先生が観せてくれました。当時はCG演出が急激な進化の過程にあった時代。僕も普段観るのはアクション映画が中心だったので、あの授業がなければこの映画を手に取ることは無かったかもしれません。
映画の新しい扉を開いてくれた作品です。未見の方はぜひ観てみて下さい。